2012. 4.15 春の青梅街道 青梅市〜山梨県北都留郡丹波山村
今年こそ、久しぶりに青梅梅郷の梅をと思っていたのですが、諸都合で盛りを見逃してしまいました。春日和の日曜日、やはり梅郷を歩いてみたいというおもいにかられ出かけてみました。
青梅街道で出合った山車・・・いくつかの神社の祭礼がありました。
5月2日、3日には青梅大祭が行われます。 青梅大祭公式ホームページ
青梅梅郷梅の公園エントランス・・・さすがに梅は終わったという感じ。
ともあれ、公園内を散策することに。
ところどころに遅咲きの梅も
山一面の梅の花のコントラストが見られず残念。来年こそは・・・!
だけど、野のスミレやミツバツツジなどが春を感じさせてくれました。
梅郷を散策後、青梅街道を西へ。奥多摩湖を越えて、丹波山村の「のめこい湯」へ向かいます。
道の駅「たばやま」 鹿の文字がやたら目立つ。
丹波山温泉「のめこい湯」は、川の対岸。つり橋を渡って行きます。
「のめこい湯」の玄関で見た、丹波山村のマスコット・キャラクター「タバスキー」。「のめっこい」とは丹波山村の方言で「ツルツル」「スベスベ」という意味。
泉質は、単純硫黄泉(アルカリ性低張性高温泉)。ぬめりけのあるいい感じ。今日は空いていて湯ったりできました。カミさんもお気に入り。手打ちそばとイチゴのソフトクリームを食べ帰路へ。
途中、青梅街道沿いの、有名な「へそまんじゅう」本舗に立ち寄りました。薄皮であんこも美味。
さらに、青梅市内(駅から徒歩10分程)に入り、気になっていた「旧稲葉家住宅」を見学(無料)。この集落は400
年以上前から存在し、青梅宿として発達したようです。「旧稲葉家住宅」は200年ほど前のもので、立派な蔵を持つ問屋でした。屋根が二重構造になっていて、2階部分が広く使えるように工夫されています。外から見ると2階に窓らしきが見えますが、内から見ると障子はあるものの、窓はふさがっていました。参勤交代で通る殿様を、上から見下ろさないようにという配慮だそうです。
入り口
玄関・帳場
当時の障子戸。段ごとにとりはずしができる。
障子の木枠のもようも当時のままで、ゆがみはきていないとのこと。
修繕中の蔵。土や漆喰で3度程塗り重ねるという。
井戸と門
正面から・・・青梅駅周辺にはレトロな家などけっこう残っています。
「昭和は遠く・・・(青梅市)」 |