名勝 甲斐の猿橋

 

山梨県大月市猿橋町猿橋 2012/8/27

 

 夏の演奏会も終わり、気晴らしにと名勝「猿橋」を訪ねました。小学生の頃、教科書に載っていた猿橋を思い出し、ちょっとした感激を覚えました。

 「架橋の始期については定かではなく、推古帝の頃(600年頃)、百済出身の志羅呼(しらこ)が、猿がつながり断崖を渡るのを見て造ったという伝説あり。鎌倉時代にはあったようだが、古くはつり橋という説もある。江戸時代に入り、甲州街道の要衝として、9回の架け替えと、十数回の修理があったという。」(大月市教育委員会説明板から)

国道20号線(甲州街道)からすぐのところ

   

今の猿橋は昭和58-9年に架け替えたもの

長さ30.9m、幅3.3m、水際からの高さ30m

   

 「刎橋(はねばし)」という工法の橋では唯一現存

展望台への遊歩道

   

展望台から 上部右よりに猿橋

猿橋より南側 手前に水路橋、赤い橋は20号の新猿橋

   

猿橋より北側 峡谷の景観も美しい

刎橋(はねばし)の橋脚?部分

   

屋根は雨による浸食を防ぐため

新猿橋(県道=同名の橋が20号線にも架かる)の欄干

   

歌川広重など文人墨客が杖を止め、多くの作品を残している   紅葉の時期にまた来たいですね