甲州街道 小原の郷と本陣

神奈川県津久井郡相模湖町小原

 甲州街道には40をこえる宿場があったそうですが、小原は江戸から見て9番目、行程2日目の宿場にあたります。八王子から甲州街道で大垂水峠を越え、相模湖も間近な山間の集落に、街道中唯一現存する本陣(江戸時代、大名が参勤交代する際の宿)を見てきました。この本陣は、信州・飯田藩など3つの藩が使っていました。

八王子から大垂水峠を越え

小原の郷・・・資料展示や朝市も

江戸時代の武士の大小や道中ざし

小原宿本陣表門

玄関・・・左奥が上段の間

上段の間(大名などの部屋)横の庭

     
 この本陣のつくりは実にわかりやすく、調度品や資料もよく残されていました。また、独立した中二階(下男用?隠れ部屋?倉庫?)があったり、二階の上にも屋根裏スペースがあったり、興味がわきました。近所にも当時の旅籠?と思われる建物が残っていたような・・・。

勝手口から・・奥の右手に上段の間

2階から勝手口への階段

茶つぼ

     

 このあとはお決まりの温泉へ。今回は「五感の里〜薬師の湯」へ。混んでいなくて、大岩風呂や露天風呂、そばを流れるせせらぎと紅葉を、ゆったり楽しんでまいりました。このところ、「いやしの湯」「やまなみ温泉」と 藤野町・津久井町・相模湖町方面の日帰り天然温泉を踏破中。

     
   

2005.11.12