北西風〜八丈島

 
私用で冬の八丈島へ飛行機で渡りました。

東京から40分ほど(船で10時間)で着きます。

北西風強いしけの日でしたが、翌日は気持ちよく

晴れました。

 

アロエの花が咲き出していました。

八丈島空港前の丘一面に植えられています。

年が明け、しばらくすると丘一面が朱の花でおお

われることでしょう。

 

飛んでくる潮にもまけない、繁殖力の強いとべら

の実。鳥が食べ、さらにひろがっていくとか。

 

八丈島の西側にある南原千畳敷。昔、噴火で

海岸まで流れ出した溶岩が冷えてできました。

遊歩道も整備されています。

 

大潟浦園地。夏は八丈小島をながめながらのキ

ャンプもいいですね。夕日がとてもきれいです。

 

反対側から三原山・八重根港方面を望む。

  

宇喜多秀家・豪姫の像。秀家は安土桃山時代の

武将(岡山城主)で、豊臣秀吉に仕えましたが、

関ヶ原の戦いにやぶれ、八丈島に流されました。

西方の生国に思いをはせているかの様です。

後ろは八丈富士。

 

これは東側海岸にある「抜け船の場」。

八丈島に流された人々のくらしについては、「お

かまいなし(好きにくらしてよい)」でしたが、故郷

をおもう強い気持ちが伝わってきます。

 

帰りの飛行機から見た富士山(中央右)。その左側に見えるのは南アルプス?。

                                         2003.12.21〜22