太田道灌 「山吹の里」

埼玉県越生(おごせ)町

     
  太田道灌(おおた どうかん 1432-89)

1457年江戸城を築城した人物。

若い頃は、川越(埼玉県)にいましたが、

雨中、越生付近の民家で蓑を借りようと

して、家の娘に山吹の枝を差し出された

という言い伝えで有名ですね。

「山吹の里」 越生町

     
   七重八重 花は咲けども山吹の

  実の(蓑)ひとつだに なきぞ悲しき

娘は、この古い和歌をなぞって、貧しくて

蓑すらなくお貸しすることができませんと

言いたかったのですが、若き道灌は意味

がわからずはじをかきました。以来、勉学

に努め、文武両道の名将になりました。

     
  JR八高線越生駅から6分ほど。

近くには、越生梅林、黒山三滝など。

時々、温泉につかりに行きます。

2002.11.17